XERF(ザーフ)
「たるみは気になるけれど、痛い施術はこわい」——たるみ治療をためらう理由として、とても多いお声です。フェイスラインのもたつき、あご下のゆるみ、なんとなくハリがなくなってきた肌。鏡を見るたび気になり始めても、痛みやダウンタイムを思うと、一歩が踏み出せないという方は少なくありません。XERF(ザーフ)は、そうした方のための選択肢のひとつです。2種類の高周波(RF)で肌の奥までじわっと温めて引き締める施術で、麻酔を使わずに受けられる痛みの少なさが特徴とされています。ダウンタイムはほぼないとされ、当日から普段の生活に戻りやすいことも、この機器の持ち味です。引き締めだけでなく、ハリやキメといった肌質にもアプローチするとされており、はじめてのたるみ治療としても選びやすい施術です。
XERF(ザーフ)とは・どんな悩みに
XERF(ザーフ)は、高周波(RF)を使ってたるみに働きかける施術です。6.78MHzと2MHzの2種類の周波数を使い分け、照射の深さを3段階(真皮から脂肪の層まで)に切り替えながら、肌を支える線維の柱まで温められるとされています。メーカーによると、肌の奥に面でなだらかに熱を届けることで、数週間から数カ月かけてコラーゲンが少しずつ作り替えられ(リモデリング)、引き締まりやハリにつながるとされています。
特徴は、その受けやすさです。照射面を冷却ガスで守りながら、複数の温度センサーが肌表面の温度を常に見張り、上がりすぎると自動で出力が止まる設計になっており、麻酔を使わずに痛みをおさえた施術を目指した機器とされています。メーカーの公表(2026年6月時点)によると、2024年の発売以来、世界で2,000台以上が導入されています。
向いているとされるのは、次のようなお悩みです。
- フェイスラインのもたつき、輪郭のぼやけ
- あご下・二重あごまわりのゆるみ
- 肌のハリ・キメの低下、毛穴の目立ち、小じわ
引き締めと肌質の両方に働きかけるとされる点も、この機器の特徴です。効果の程度や時期、持続には個人差があります。
他のたるみ治療との違いと使い分け
たるみの治療は、一般に『引き締める・引き上げる・補う』の3つの系統に分けて考えられています。XERFは、肌の奥を面でじわっと温めて引き締める系統にあたります。似た悩みに使う施術との違いを、優劣ではなく特徴の違いとして整理します。
- ウルセラプライム(医療HIFU)との違い:超音波で深い層(SMAS)に「点」でしっかり熱を届ける施術です。たるみの土台のゆるみが進んでいる方には、ウルセラプライムが向くことがあります。一方、痛みをおさえて受けたい方や、ハリ・キメ・毛穴など肌質も一緒に整えたい方には、面でじわっと温めるXERFが選択肢になります。当院では両方をご用意しており、どちらか一方だけでなく、時期をずらして組み合わせる設計も検討できます。
- モフィウス8との違い:極細の針で真皮に高周波の熱を届ける施術です。針で真皮を直接狙う点が特徴で、XERFは針を使わずに肌の奥を温める点が異なります。
- 糸リフトとの違い:溶ける糸で下がった組織を物理的に引き上げて支える、別系統の施術です。引き締めと組み合わせる設計も検討できます。
- ヒアルロン酸注入との違い:こけ・くぼみにボリュームを補う系統で、しぼみが主体の場合に検討されます。
大切なのは、原因の内訳に合った治療を選ぶことです。当院では、診察で見極めたうえで、必要に応じて組み合わせをご案内します。
こんな方に向いています
次のような方は、XERFが選択肢のひとつになりえます。あくまで状態の目安です。まず診察でお肌の状態を確認し、向き不向きや組み合わせをご案内します。
- フェイスラインやあご下のもたつきが気になり始めた方
- たるみ治療に興味はあるが、痛みの強い施術には抵抗がある方
- 麻酔を使わずに受けたい方
- お仕事や育児などで、ダウンタイムの予定を空けにくい方
- 引き締めと同時に、ハリ・キメ・毛穴など肌質も整えたい方
- はじめてのたるみ治療として、まず1回から試したい方
一方で、深い層のゆるみがしっかり進んでいる方は、ウルセラプライムなど別の系統のほうが向くことがあります。なお、心臓ペースメーカーなど体内に電子機器がある方は、受けられない場合があります。ご自身が当てはまるか分からないときは、ご予約の前に公式LINEでお気軽にご相談ください。
施術の流れと当日
当院での大まかな流れは次の通りです。
- 診察:医師がお肌の状態を拝見し、たるみの原因の内訳を確認したうえで、当日の照射内容と流れをご説明します。リスクや注意点も、この場でご説明します。
- 施術:メイクを落とし、肌の奥をゆっくり温めるように照射していきます。冷却ガスと温度センサーで肌表面を守りながら進める設計のため、麻酔は使いません。心地よい温かさから、部位によっては熱さを感じることがありますが、感じ方をお聞きしながら調整します。
- 直後:ほてりのような熱感や赤みが出ることがありますが、ダウンタイムはほぼないとされています。当院では通常、当日からメイク・洗顔が可能です。
- アフター:施術後は、保湿と紫外線対策を心がけてください。変化は数週間から数カ月かけて表れるとされるため、同じ条件で撮影した写真で経過を比べる方法が、一般にすすめられています。
経過には個人差があります。気になることがあれば、施術後もお気軽にご相談ください。
回数・ダウンタイム・リスク
回数・間隔の目安。1回から受けていただけます。間隔は3〜6ヶ月ごとが一つの目安です。加齢そのものは進んでいくため、定期的なメンテナンスを前提に考えるのが現実的です。あくまで目安で、実際の回数・間隔は、お肌の状態やご希望に合わせて診察で調整します。持続には個人差があります。
ダウンタイム。ほぼないとされています。施術後にほてりのような熱感や赤みが出ることがありますが、多くは当日から1〜2日程度でおさまるとされています。当院では通常、当日からメイク・洗顔が可能です。経過には個人差があります。
主なリスク・副作用。一時的な熱感・赤み・腫れ・乾燥などが生じることがあります。熱を扱う施術のため、まれにやけど(熱傷)や水ぶくれ、それに伴う一時的な色素沈着のリスクも伴います。肌表面の温度を監視するセンサーと冷却、自動停止の設計に加え、適切な出力設定と施術者の管理のもとで低減を図りますが、生じ方には個人差があります。
施術前には医師が診察し、リスクや注意点をご説明します。妊娠・授乳中の方、心臓ペースメーカーなど体内に電子機器や金属がある方、治療部位に感染や皮膚トラブルがある方、持病や過去のご病歴によっては、受けられない場合があります。内服中のお薬、これまでの美容治療歴、日焼けの有無などは、事前にお知らせください。
1. 未承認の医療機器です。XERF(ザーフ)は、日本国内では医療機器としての薬事承認(薬機法上の承認・認証)を受けていない、未承認の医療機器です。当院では、この点をご理解いただいたうえで使用しています。
2. 入手経路について。当院で使用するXERF(ザーフ)は、国内の正規販売代理店を通じて入手した正規品です。
3. 国内承認された同種機器の有無。美容目的のたるみ・引き締めに用いる高周波(RF)機器で、日本国内で薬事承認を受けたものは、2026年7月時点で存在しません。したがって、XERFと同一の性能を有する国内承認医療機器はありません。
4. 諸外国での承認・安全性等に関する情報。XERFは、開発国である韓国で承認(クリアランス)を取得し、2024年に発売されています。2025年4月にはカナダ保健省(Health Canada)より、顔の輪郭形成としわの軽減、眉のリフトアップ、顔・首の皮膚のゆるみの治療を目的として認可(クリアランス)を取得し、2025年8月には米国FDA(食品医薬品局)より、非侵襲的な皮膚の引き締め(スキンタイトニング)を目的とする機器としてクリアランス(認可)を取得しています。既知のリスクとして、施術後の一時的な熱感・赤み・腫れなどが報告されています。
5. 公的な救済制度の対象外です。未承認の医療機器による健康被害は、国が運営する公的救済制度(医薬品副作用被害救済制度など)の対象外です。万が一、施術により重い健康被害が生じても、これらの公的制度による補償・救済は受けられません。この点をご理解のうえでご検討ください。
よくあるご質問
施術は痛いですか?麻酔は必要ですか?
効果はいつから実感できますか?どのくらい続きますか?
ウルセラとどちらが向いていますか?
ダウンタイムはありますか?当日からメイクできますか?
何回くらい受ければよいですか?
他の施術と組み合わせられますか?
XERF(ザーフ)が自分に向くかどうかは、たるみの原因の内訳やお肌の状態によって変わります。当院では、まず診察でお肌の状態を確認し、向き不向きや、必要に応じた組み合わせをご案内します。費用のご案内は、WEB予約ページでご確認いただけます。気になる施術が決まっている方はWEB予約から。迷うときは、ご予約の前に公式LINEでお気軽にご相談ください。